旅と交流のブログ


 都内にはたくさんの見所があります。渋谷、原宿、新宿、銀座・・・、電車を乗り継いて回れば、地方とは違った人の多さ、2020年東京オリンピックに向けて次々と再開発で建てられる高層ビルなど、同じ東京かと思うほど変化が多く飽きることがありません。東京の魅力の一つは、時間や街並みの「変化」が感じられることです。

 その一方で100年以上も前に建てられ、リニューアルしながら、昔とは違った形で見ることができる建築物もあります。1910年代半ばから1930年代にかけて、ヨーロッパやアメリカ合衆国(ニューヨーク)を中心に流行、発展したアール・デコ調の建築物など、今見ても作りの素晴らしさを感じることができます。

brogphoto00 今回はそのうちの一つ、東京目黒にある旧朝香宮邸として建てられ、現在は美術館として開放されている東京都立庭園美術館をご紹介します。
 JR山手線「目黒駅」東口を出て徒歩10分ほどのところにあり隣接する敷地には、四季折々の自然を楽しむことができる国立科学博物館附属自然教育園があります。
 正面を入って砂利道を進むと目の前に現れるのが、昭和8年に建てられた旧朝香宮邸。公邸や迎賓館として利用されていましたが、昭和58年秋に東京都庭園美術館として一般公開されました。平成25年暮れから新館工事とあわせて休館し、昨年秋にリニューアルオープンしました。平成5年には、東京都指定有形文化財[建造物]第1号に指定されたことでも知られています。

 美術館としての展示は通年行われており、これまでも「フランス国立ケ・ブランリ美術館所蔵マスク展」や、「幻想絶佳 :アール・デコと古典主義」など、この建築物が建てられた時代を見ることができる家具、磁器、銀器、ガラス、ドレス、絵画などが展示されました。
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2Fには建築された当時の写真が飾られています

2Fには建築された当時の写真が飾られています

2014年11月22日–12月25日に展示された内藤礼氏「 信の感情」 の作品のひとつ

2014年11月22日–12月25日に展示された内藤礼氏「 信の感情」
の作品のひとつ



 開催されている美術展の素晴らしさとあわせて、1階、2階の部屋の中に置かれたアール・デコ調の工芸品や室内の装飾、採光を考えられた大きなステンドグラスなどゆっくり見て楽しむことができます。これからの秋の季節、都内の散歩コースの一つとして歴史的建築物の中で時間(とき)を感じながら、過ごしてはどうでしょうか。
 また美術館を見終わったら、隣の自然教育園もおすすめです。鳥の声を聞きながら紅葉、すすきの透き通った光など、都内の喧騒から離れた自然を満喫してください。

東京都立庭園美術館
http://www.teien-art-museum.ne.jp/

 次回は大正時代に旧島津公爵邸としてイギリス人建築家ジョサイア・コンドル氏により設計されたイタリア・ルネサンス様式の洋館をご紹介します。

Architecture Photographer
村山 勉

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